about us
 


 茨城県の片田舎に移住したことから始まった保護活動も25年目となり、多くの犬との出会いがありました。様々な困難や選択の中で感じた命の儚さと重みは、いつしか経済動物と呼ばれる動物たちにも重なるようになりました。

 彼らが置かれた現実は、知れば知るほど残酷なもので、私たちの生活はその上に成り立っています。その矛盾と複雑さの中で考え続け、辿り着いた答えは『もっと現実を知り、より良い選択して行くこと』でした。

 ロジャー・エバートの言葉に『I believe empathy is the most essential quality of civilization.︰私は共感こそが文明の最も本質的な特質であると信じています。』という言葉があります。

 人間のために生涯苦しみを強いられている存在に、多くの人が心を向けることが出来たら、世界はもっと優しく豊かなものに変わって行くのではないかーーそんな想いを胸に、新たな一歩となる小さなプロジェクトを立ち上げました。

 人と人、人と動物が、搾取や暴力ではなく、愛と思いやりで繋がれますように。

2024年4月

プロジェクト主宰 澤田 薫
 


 今から60年前、「すべての生物は、全く同じ遺伝子暗号を使って生きている。」という発見がありました。(村上和雄著「生命の暗号」より)それはすなわち「生物は1つの細胞から始まった」ということになるのです。

 植物も動物も人間も。

 それなのに、現代では「人間が他の生き物より優位である」という考えが横行しているのではないでしょうか。

 それが不幸な動物を生み出す根源になっていると思います。

 我々人間が、他の生き物へ「尊重」の念を抱いて共存していくことで、悪しき現状も変わっていくと考えます。

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